キャバクラの「素飲み」とは?特徴と売上にならない席を防ぐ接客術

夜のお店でスーツの男性が大口を開けて笑っているのを、ドレスを着た20代前半の女性が苦笑いで見つめている

キャバクラで働くなかで「素飲み」といった言葉を耳にして、どういう意味なのかな?と気になった方もいるのではないでしょうか?素飲みとは、セット料金だけでお店を楽しまれるお客様のこと。これから体入を考えている方も、言葉の意味を知っておくと、お店の雰囲気や黒服(ボーイ)・先輩キャバ嬢たちの言葉もグッと理解しやすくなりますよ。

この記事では、キャバクラにおける素飲みの意味や特徴・売り上げにつながる席へ育てていくための接客術まで、わかりやすくお伝えしていきます。素飲みのお客様も、対応次第で次の来店や指名につながる大切な出会いなので、ぜひ自信を持って接客するヒントとしてお読みください。

もくじ
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キャバクラに現れる素飲みのお客様とは?意味を解説

右手に8,000円分のお札を持つスーツの男性

まずは「素飲み」の意味や、どうしてそのようなお客様が生まれるのか、そして似た言葉との違いまで、順番に解説します。素飲みするお客様は一見売り上げにつながりづらいように見えますが、丁寧に接客すれば大切な太客に育つチャンスもあるので、接客前の心構えとして見ていきましょう。

「素飲み」はセット料金だけで追加料金がゼロの状態

素飲みとはお店に入るときのセット料金だけで過ごされて、指名料やドリンク・ボトルなどの追加料金がかかるメニューを注文せず利用する状態を指します。60分のセットで入店して、キャストドリンクや別料金のお酒やフードも注文せず、延長せずに、基本料金に含まれるハウスボトルだけを飲み続けて退店されるのが素飲み客の代表例ですね。

素飲み客はお会計がセット料金と税金やサービス料のみなので、キャバ嬢にとっては売り上げやバックは稼ぎづらいでしょう……。ですが、これはお客様が悪いのではなく、さまざまな意図があって素飲みでの過ごし方を選んだだけに過ぎません。

なお「素飲み」はキャバ嬢や黒服の間だけで使う業界用語なので、お客様の前では口にしないよう気をつけましょう。

素飲みのお客様が生まれる背景

素飲みのお客様が生まれる背景として、お店の料金システムに慣れていない可能性が挙げられます。キャバクラはセット料金のほかにサービス料や指名料などがかかるので、初めての方は「結局いくらかかるの?」と予算感がわからず、オプション注文に慎重な方もいるんです。

また、お酒よりも「会話や華やかな雰囲気を楽しみたい」「これから通うお店を決めるためにまずは様子を見てみたい」といったお気持ちで来店して素飲みして帰る方もいますよ。

キャバ嬢の接客とは関係なく、予算や来店目的などの理由から素飲みする方も多いのを知っておくと、気持ちに余裕を持って席につけるはずです。

太客・細客・繊維客との違い

素飲みと似た言葉に、太客・細客・繊維客があります。

  • 太客

ボトルや指名、延長などにたくさんお金を使ってくださるお客様で、キャバ嬢にとっては売り上げに大きく貢献してくださる心強い存在です。

  • 細客

何度か来店はしてくれるものの、指名やボトルなどにあまりお金を使わないお客様を指します。

素飲みが「追加注文をせずに過ごすこと」を指すのに対し、細客は「来店を重ねても利用金額が大きくなりにくいお客様」のことを言うんです。

  • 繊維客

お店で使う金額がかなり少なめのお客様のことを指します。自分のドリンク代やセット料金のみを支払い、売上貢献度が低いことから、内輪で使用される言葉。素飲みと違って、自分のドリンクは支払われることもあります。

ただし、業界全体できっちり統一された明確な呼び方の基準はありません。また、最初は素飲み客・細客だった方が、接客を通じて太客へ育っていくケースも多いのも、知っておきましょう。

素飲み客であっても丁寧に接客すべき理由

素飲みのお客様であっても、キャバ嬢として丁寧に接客しましょう。丁寧な接客により好印象を持ってもらえれば、次回以降の来店や指名につながるチャンスは十分にあります。最初はお金を使うのに慎重だった方も「楽しい時間を過ごせた」と感じてもらえれば、次は少し違った使い方をしてくださるかもしれませんよ。

また、その日は素飲みで退店されたとしても、接客に満足感を持ってもらえれば、後日友人や同僚を連れて来店してもらえるチャンスも。その紹介が新たなお客様との出会いや大きな売り上げにつながる可能性もあるでしょう。

どんなお客様にも嫌な顔をせずに対応できるキャバ嬢は、黒服からの信頼感も変わります。「あの子はどんな席でも安心して任せられる」と思ってもらえれば、それがよい席につけてもらえるチャンスにもつながりますよ。

キャバクラではフリー客との出会いから、自分の指名客や売り上げを増やしていくのが、活躍する第一歩。フリーのお客様との会話術をさらに詳しく知りたい方は、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

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キャバクラの素飲み客の特徴

笑顔で手をクロスする男性とメニューを見せるドレスの女性

素飲みのお客様には追加注文を控えるなどの傾向があるので、特徴を知っておくと席について早い段階から「このお客様は素飲みかも」と気づけて、接客方法を考えるヒントになりますよ。ここではキャバクラに訪れる素飲み客の注文傾向や過ごし方の特徴を紹介します。

セット料金以外の注文を渋る

素飲みのお客様の代表的な特徴が、セット料金以外の注文を控えられることです。ドリンクをおすすめしても「大丈夫だよ」とやんわりお断りされたり、フルーツやおつまみの追加にもあまり興味を示されなかったり……。

これは、お客様が高額な会計を警戒しているケースが多く、予定外の出費を増やしたくない気持ちの表れだといえます。そのため、ここで無理におすすめしてしまうと、かえって距離ができてしまうおそれもあるので、深追いは禁物です。

まずは「今日は何時までゆっくりできそうですか?」などとさりげなく様子をうかがって、お客様のペースを把握してみましょう。

注文の話題を出すタイミングをはかる意味でも、最初の会話でご来店の目的や過ごし方の雰囲気をなんとなくつかんでおくのがポイントですよ。

長居はしても注文の提案には反応が薄い

店内でのお話は楽しんでくださるものの、注文のご提案にはあまり反応がないのも、素飲み客の特徴のひとつ。

会話は盛り上がって笑顔も多いのに「ボトルはいかがですか?」「延長されますか?」と声をかけると話題をさらりと変えられて、延長のタイミングになったら席を立たれるケースが多いでしょう。

延長料金が発生するタイミングをしっかりとチェックして、時間いっぱいまでゆったり過ごす方も多く、キャバ嬢としては手応えを感じづらいかもしれません……。ですが、それらは限られた予算や時間のなかでも会話を楽しみたいサインでもあるので、そこは前向きにとらえたいところですね。

キャバクラに不慣れで遊び方が慎重

素飲みのお客様のなかには、キャバクラそのものが初めての方もいらっしゃいます。初来店だと正しい遊び方や醍醐味、結局総額でいくらくらいかかるのかがわからず、オプション注文に不安を抱く方もいるでしょう……。

そのため、延長やドリンク注文をおすすめしても「いくらかかるの?」と金額を確認されることもあります。興味を持ってくださったとしても「考えておくね」「じゃあそれは次に」と返事されて、すぐにはご注文につながりづらいケースも。

こうしたときは、焦らずに金額や内容をわかりやすく丁寧にお伝えするのが大切です。

「はじめてだと不安ですよね」「目安はこのくらいですよ」と不安に寄り添いつつ丁寧に説明すれば、追加注文に興味を持ってもらえるかもしれませんよ。

素飲みばかりの席が続くとどうなる?キャバ嬢への影響

頭を抱えているドレスの女性と笑顔でお酒を飲もうとするスーツの男性

素飲みのお客様が悪いワケではありませんが、素飲みの席ばかりが続くと、キャバ嬢自身の働き方に影響が出てしまうケースも……。あらかじめどんな影響があるのかを知っておくと、席での動き方や気持ちの持ち方を工夫できるでしょう。

ここでは、素飲みの席が続いたときのキャバ嬢への影響を、ポイント別に紹介します。

注文が少なく売り上げにつながりづらい

素飲みの席はお会計がセット料金中心なので、キャバ嬢の売り上げにつながる項目が少なくなりがち。ドリンク・ボトルなどの追加注文があると、バックとして時給に上乗せされるお店も多いので、そのぶんの収入が伸びづらい傾向にあるんです……。

もちろんお店によって給料システムは変わりますが、注文の有無が日給や月収に影響するのは知っておきたいポイント。

だからこそ素飲みの席では、今後につなげる工夫が大切だといえます。

どんな過ごし方であっても丁寧に接客して、退店後もお礼メッセージを送ってフォローすれば、次回以降の売り上げを増やすチャンスは残せるので、丁寧に積み重ねていきましょう。

ノルマ・売上目標に影響が出るおそれがある

キャバクラのなかには月ごとのノルマや売上目標が設定されているお店も。ですが素飲みの席が続くと、追加注文による売り上げやバックが加算されず、目標に届きづらくなるおそれもあります……。

目標の達成度に応じて評価やお給料の条件が変わるお店もあるので、日々の売り上げの積み重ねは大切です。ノルマの有無や内容はお店ごとに大きく変わるので、入店前に確認しておくと安心感につながりますよ。

長時間接客なのに成果が出づらく負担が大きい

素飲みの席は、延長料金が発生するギリギリの時間までゆっくり過ごす方もいるので、時間をかけて接客しても成果が見えづらいと感じるケースも……。会話を盛り上げ続けるのは、体力面でも気持ちの面でも思った以上にエネルギーを使ってしまいがちです。

だからこそ、素飲み客の担当についたときは自分をねぎらいながら、気持ちをうまく切り替えていくのが大切。

黒服とも接客方法について相談しながら、1人で抱えずにお客様の対応方法を考えていきましょう。

キャバクラで収入を増やすには、バックを増やしていくのがポイント。キャバクラのバックの種類や稼ぐコツについて知りたい方は、こちらもあわせてお読みください。

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素飲み客にも好印象を残す!売り上げにつながるキャバ嬢向け接客術

楽しそうに飲んでいる男性に、笑顔で話しかける女の子

素飲みの席も、ちょっとした工夫で売り上げにつながる席へと変えられます。大切なのは、お客様に無理させず楽しい気持ちのまま自然に選んでもらう雰囲気づくり。

ここでは、素飲み客からも注文を引き出すトーク術や、提案するタイミングについて紹介します。

オーダーを引き出すさりげないトーク例

素飲み客から注文を無理なく引き出すコツは、押しつけずに、お客様が選びやすい流れをつくる姿勢です。いきなり「ボトル入れませんか?」と提案するよりも、会話のなかで自然に話題に出したほうが受け入れられますよ。

お客様がお酒の話をしたときは「その銘柄、お好きなんですね。ちょっと気になるな〜」と興味を示したり、お客様のグラスにお酒を注いだときに「今日のご縁に乾杯したいな。私もいただいてもいいですか?」とお願いしたり……。

お客様に選択肢を示す形にすると、断りやすさも保たれるので、お互い気持ちよく過ごせますよ。

ボトル・フルーツなど次の一手を提案するタイミング

提案のタイミングは会話が盛り上がってお客様がリラックスしているときがおすすめ。場が温まっているときなら、お誘いも自然に受け止めてもらえますよ。

お仕事のお話やお祝いごとの話題が出たときは「それはお祝いしなきゃですね」「それならこのお酒で乾杯しませんか?」と提案するチャンス。グラスが空きそうなタイミングも、次のお飲み物をお声がけしやすいですね。

初来店の方には金額や内容をわかりやすく伝えたうえで、手ごろなものから選べるようにすると、お客様の不安にも寄り添えるでしょう。お客様が金額を気にされている様子なら無理に進めず、次回につなげる会話を大切にすれば、次の来店で注文してもらえるチャンスも増やせますよ。

どうしても厳しいときは黒服(ボーイ)にチェンジを相談する

いろいろ工夫しても席の状況によっては、なかなか思うように進まないケースも……。そんなときは1人で頑張り続けるのではなく、黒服にチェンジや席の調整を相談するのもひとつの方法です。

黒服はお店全体の席の状況を見ているので、キャバ嬢の状況に合わせて席替えのタイミングを整えてくれます。相談するときは「今の席は少し進めづらそうなので、状況を見て調整いただけますか?」と落ち着いて伝えると、スムーズです。

このとき大切なのは、お客様に失礼のないように席を離れるときも笑顔で丁寧に挨拶すること。「また戻ってきますね」とひと言添えて、最後まで好印象を残せばその場は席を離れつつ、次は指名で来店してもらえる可能性は残せるでしょう。

まとめ:素飲み客も上手に対応して好印象を持ってもらおう☆

素飲みとは、セット料金のみで過ごされる状態を指す業界用語。特徴を知ってお客様のペースに寄り添った接客をすれば、素飲みのお客様も次の来店や指名につながる大切なチャンスに変えられますよ。

実際のお店の雰囲気や接客の流れは、体験してみるのがおすすめ。「体入ドットコム」なら、気になるお店を探して体験入店に挑戦できますよ。気になる求人を見つけたら、ぜひ体入から挑戦してみてくださいね。

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