キャバクラの繊維客とは?細客との違いと失礼にならない対応&接客術を解説

女性にメニューを見せられて顔を背けるスーツの男性

キャバクラで働き始めると、お店のなかで「あのお客様は繊維だね」といった言葉を耳にすることも。ですが聞き慣れない言葉なので、どんなお客様を指すのか、繊維客にはどう接すればいいのか、気になっている方もいますよね。

繊維客は細客よりもさらに使う金額が少ないお客様を指す呼び方です。呼び方は軽い印象ですが、決してお客様としての価値が低いワケではなく、接し方次第で長く通ってくれる大切な存在に変わるケースもありますよ。

この記事では、ナイトワーク業界における繊維客の意味や育て方のコツをまとめました。

もくじ
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キャバクラの繊維(繊維客)とは?細客との違いを解説

5000円札を持っているスーツの男性と苦笑いするドレスの女性

「繊維」は最低限の料金でお店を利用するお客様を指す言葉で、キャバクラをはじめとしたナイトワーク業界で使われる隠語のひとつ。まずは繊維客の意味や細客との違い、そして繊維客が使う金額の目安について、ポイント別に紹介します。

繊維客とは少額でお店に滞在するお客様

繊維客とは、お店で使う金額がかなり少なめのお客様を呼ぶとき、キャバ嬢や黒服(ボーイ)たちの内輪だけで使う言葉です。

もともとはホストクラブで使われだしたとされている言葉ですが、今ではキャバクラを含むナイトワーク業界で使われていて、キャバ嬢として働くのであれば意味を知っておきたい言葉のひとつですね。

そして「繊維」はお客様本人に向けて使う言葉ではなく、あくまでお店のなかだけで通じる内輪の呼び名として知っておきましょう。

利用料金だけがお客様の価値をはかるものではなく、来てくれたお客様みんなに同じように向き合うのが、キャバ嬢としてのキホンです。

最低額のセット料金だけで過ごすことを「素飲み」とも言います。似たような意味で覚えておきたい言葉なので、ぜひこちらの記事もご覧ください。

細客よりも会計が少ないお客様を指すケースが多い

繊維客は、細客よりもさらに会計が少ないお客様を指すケースが多いナイトワーク業界用語。細客は「お店で使う金額が控えめなお客様」を指し、そのなかでも特に金額が小さいお客様を指す言葉として知っておくとわかりやすいでしょう。

よく似た言葉には「繊細客」もありますが、こちらはお金の使い方ではなく繊細な性格で、キャバ嬢の言葉やお店の対応に傷つきやすいお客様。繊維客は金額の話、繊細客は性格の話とわけて覚えておくと、混ざりづらいですよ。

お店によって浸透度や会計額の目安は変わる

繊維客と呼ばれる金額のラインは、お店によって違います。セット料金のみで延長もオプションのキャストドリンクも注文しないお客様を呼ぶケースもあれば、利用料金によるお客様の呼び方は「細客」「太客」だけで「繊維」をほとんど使わないお店も。

会計額の目安も同じで、料金が高めのお店と手ごろなお店では、同じ金額でも受け取り方が変わります。あるお店では細客にあたる金額でも、別の店では標準的なお客様だった……といったケースも珍しくありません。

決まった基準があるワケではないので、金額だけで繊維客かどうかを決めつけないのが大切です。

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キャバクラに訪れる繊維客の特徴3選

時計を指差すドレスの女性と手をクロスするスーツの男性

繊維客と呼ばれるお客様には共通点があり、特徴を知っておけば初めて席についたときも「こういうタイプかも」と落ち着いて対応できますよ。ここではキャバクラに訪れる繊維客の特徴を紹介します。

最低セット料金で帰ることが多い

繊維客によく見られるのが、最低セットの時間だけで退店するケースです。「今日は顔を見にきただけ」「明日は早いから」といった言葉を添えて、延長せずに席を立つので、延長料金も発生しません。

こうしたお客様はキャバクラを利用するうえでの予算が限られていたり、初めての来店でお店の雰囲気を見にきただけだったりする方も。まだお店やキャバ嬢に慣れておらず、長居するタイミングをつかめていない方もいるでしょう。

こうしたお客様に延長を強く勧めても、気まずさが残ったり再来店のチャンスを失ったりしかねません。

短い時間でも「楽しかった」と思ってもらうのを目標にして、帰りぎわに「また話したいです」とひと言伝えると、次の来店のチャンスを増やせますよ。

ドリンク・ボトルをあまり注文しない

繊維客は、キャバ嬢へのドリンクやボトルをあまり注文しない傾向があります。

ですが、注文がないからといって、お客様が楽しんでいないとは限りません。会話そのものを目当てに来てくれている方も多く、楽しんでいる気持ちと注文の数は別物と考えておくと気持ちがラクになりますよ。

もし注文をお願いしたいときには、高いものを提案するのではなく、お客様が選びやすい飲み物をさりげなく勧めるのがコツ。

無理のない範囲で「一緒に乾杯したいです」と伝えるくらいが、ちょうどいい距離感ですね。

延長やキャストドリンクを渋る傾向がある

延長やキャバ嬢へのドリンクを渋るのも、繊維客によく見られる特徴です。「もう時間だね」「今日はここまでにしておくよ」と、その場の盛り上がりに流されず、決めていた予算や時間を守って行動しているのかもしれません。

もし延長を提案して断られても「大丈夫ですよ、今日も来てくれてうれしかったです」と明るく返せば、お客様も安心して次の来店を考えられますよ。

その日延長できるかどうかにこだわらず、今後の楽しみとして待つくらいの余裕が、長い付き合いにつながるはずです。

キャバクラにはお金の使い方に関係なく、店内での振る舞いなどからキャバ嬢にとって「イヤ」なお客様が訪れることも……。キャバクラに訪れる嫌なお客様の接し方に迷ったときは、こちらも参考にしてください。

繊維客への接客におけるNG行動と失礼にならない対応術

メニューを無理やりむせようとするドレスの女性と嫌がる男性

ここからは繊維客への接客で避けたい行動と、失礼にならない対応のコツを紹介します。特に新しいお客様や来店の少ないお客様は、最初の数回の印象で、そのあとの通い方が大きく変わるからこそ、失礼にならない対応はキャバ嬢として知っておきましょう。

露骨に態度を変えて雑に扱う

お客様の会計が少なそうだと感じた途端に笑顔が減ったり、ほかの席ばかり気にしたりするのは避けたい対応です。キャバ嬢として売り上げを増やすのは大切ですが、だからといって利用料金が少ないお客様を軽く扱えば、お客様はその雰囲気を敏感に感じ取ってしまい、そのあとの来店につながりにくくなってしまいます……。

どうしても席を外す必要があるときは「すみません、すぐ戻りますね」とひと言添えて、戻ったあとも変わらない笑顔で迎えましょう。

席にいる間は目の前のお客様に集中する意識を持つだけでも、印象はグッと変わりますよ。

高額なドリンクやボトルを強引に勧める

売り上げを増やしたい気持ちから、金額の高いドリンクやボトルを強く勧めてしまうのも避けたい行動です。予算を決めて来店しているお客様は、断りづらい空気を作られると、楽しさよりも負担を感じてしまいます……。

無理に注文を取ってその場では売り上げを増やせたとしても、次の来店がなくなってしまえば長い目で見ると稼ぎづらい環境につながりかねません。だからこそ、お願いをするときは、まず手ごろなドリンクを提案するところから始めましょう。

断られても気にせず「じゃあ今日はお話を楽しみましょう」と切り替えると、お客様も気持ちよく過ごせます。

少しずつ信頼が積み重なれば、お客様のほうから「今日は一緒に飲もうか」と言ってくれる日が来るチャンスも増やせるはずです。

ほかのお客様と比較して煽るような発言をする

「ほかのお客様はもっと入れてくれるんですよ」「今日もすぐ帰っちゃうんですか?」といった比較や決めつけの言葉は、冗談だったとしても避けたい言葉です。繊維客のなかには自分の予算が限られているのにうしろめたさを感じていたり、キャバ嬢からの営業を警戒していたりする方も……。

だからこそ、冗談のつもりの比較や煽りも、思っている以上に真剣に受け止められるおそれがあります。

場を盛り上げたい気持ちがあっても、お客様のお金の使い方を話題にしないのがマナー。「今日は来てくれてうれしいです」とポジティブな気持ちを伝えるなど、前向きな声かけや話題選びをしましょう。

ときにはちょっとした振る舞いから、キャバ嬢は「性格が悪い」といわれるケースも。お客様からの印象をよくするための立ち回りについては、こちらもあわせて読んでみてくださいね。

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キャバ嬢向け!繊維客を良客・太客に育てる接客テクニック

シルバーのドレスの女性と笑顔で会話するスーツの男性

繊維客は時間をかけて丁寧に接すれば、通う回数や使う金額が少しずつ変わるケースもあるからこそ、焦って結果を求めるのではなく、段階を踏んで関係を育てるのがポイントです。ここでは、キャバ嬢として今日から取り入れやすい接客テクニックを紹介します。

まずは「また来たい」と思ってもらう関係づくりから

繊維客に対応するうえでまず意識したいのが、売り上げではなく「また来たい」といった気持ちを育てる姿勢です。延長やドリンクを狙う前に、まずは楽しい時間だったとお客様に感じてもらうのが、すべてのスタートだといえます。

お客様が帰るときに「今日は話せてうれしかったです。またお話ししましょうね」と伝えたり、お客様の名前や話した内容を覚えたり……。特別に扱われていると感じてもらえる対応をするのがポイントです。

最初の数回は結果を急がず、居心地のよさを届けるのに集中してみてくださいね。

低価格帯のドリンクから提案する

ドリンク注文をお願いするなら、いきなり高いものではなく、手ごろな1杯から提案するのがコツです。「今日はさっぱりした気分ですか?それとも甘めがいいですか?」など、選択肢に幅を持たせると、お客様も答えやすいでしょう。

最初は1杯だけでも十分。一緒に乾杯して「ありがとうございます、うれしいです」と笑顔で伝えると、お客様に「頼んでよかった」と思ってもらえますよ。

この「よかった」という体験を少しずつ増やしていくのが、お客様の注文ハードルを下げるコツです。

少しずつ「お金を使うのが楽しい」と感じてもらえれば、自然と使い方が変わっていくでしょう。

会話の満足度を高めて信頼関係を作る

繊維客に限らず、多くのお客様は「この子と話すのが楽しい」といった満足感を求めて来店しています。だからこそ、会話の質を高めるのが、信頼関係づくりの近道です。

質問攻めにしたりキャバ嬢からおもしろい話をしたりするのではなく、お客様の話にしっかり耳を傾けるのがポイント。

話を聞きながら質問してさらに掘り下げたり、聞いた話をメモして次に来店したときに「あのあとどうなりましたか?」と会話の続きを振ったりすれば、さらに距離を縮められますよ。

LINEは短く軽く!次回来店につながるひと言を添える

お客様への連絡は短くて軽い内容のほうが、負担なく受け取ってもらえます。長い文章は「押しが強いかも」と負担に思わせてしまうおそれがあり、反対にそっけないひと言では興味がないように見えてしまいかねません……。

来店したお礼と、次につながるひと言を添えるのがコツ。毎日送る必要はなく、来店直後〜翌日と、しばらく間があいたときのゆるいご挨拶を目安に送ると、無理なく続けられますよ。

返信が遅いお客様は無理に催促せず、連絡の頻度やタイミングをお客様に合わせれば、お互いにとって負担のない関係を続けられるでしょう。

誕生日・記念日を来店のきっかけとして活用する

誕生日や記念日・季節のイベントは、来店のきっかけを作りやすいタイミング。繊維客に対しては高額な注文をお願いするのではなく「一緒にお祝いしたい」といった気持ちを伝えて来店そのものを目指しましょう。

例えば「お誕生日が近いですよね、お祝いしたいのでよかったら顔を出してください」など、来店を誘う形ならお客様も気軽に考えられます。

当日は、好きなお酒を1杯だけ提案したり、感謝の気持ちを込めたひと言を伝えたりするだけでも、特別な思い出にできますよ。

誕生日やイベントなど無理なく来店できる理由を作っておくのが、来店の間隔が空いていたお客様の再来店を狙うカギです。

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キャバクラの繊維客に関するよくある質問

青い背景に黄色いはてなマーク

繊維客は来店や売り上げアップを狙いたい一方で、営業を押しすぎると来店しなくなってしまうおそれがあるからこそ、キャバ嬢として接し方や育て方は慎重に考えなければいけません。ここでは、繊維客の対応についてキャバ嬢が抱きがちな質問や疑問にそれぞれお答えします。

キャバクラとホストクラブで繊維客の意味は同じ?

キャバクラでもホストクラブでも、繊維客は細客のなかでも特にお店で使う金額が少ないお客様を指す言葉として使われます。明確な金額の基準はなく、お店の料金設定や来店頻度などによって、繊維客と判断されるラインは異なります。

ただし、繊維客と呼ばれるお客様でも、今後も来店してくれる可能性があります。会計額だけで判断せず、楽しく過ごしてもらえる接客を心がけることが大切です。

繊維客は接客しても意味がないの?

利用金額が限られていたとしても、繊維客は丁寧に接すれば長く通ってくれる可能性があるお客様です。金額が少なくても、来店頻度が安定していれば指名数につながるほか、楽しい時間を過ごせれば友人や職場の仲間を連れてきてくれるケースもあります。

今は金額が少なくても、状況が変わって使い方が大きく変わるお客様もいるでしょう。

もちろん、キャバ嬢として売り上げを意識する必要はありますが、利用金額によって態度に差をつけないのは大切です。全員に丁寧に接する姿勢は、お客様だけでなく黒服やほかのキャバ嬢からの信頼にもつながりますよ。

繊維客が急に来なくなったらどうすればいい?

まずは責める気持ちではなく心配する気持ちで、軽いメッセージを送ってみましょう。「暑い日が続いていますがお元気ですか?またお話しできたらうれしいです」くらいの軽いメッセージ内容で問題ありません。

繊維客は来店の間隔がもともと長めな方も多く、忙しさが理由で足が遠のいているだけの可能性もあるでしょう。だからこそ、すぐに返事がなくても焦らないようにして、少し時間をおいてから、もう一度ゆるく連絡してみてくださいね。

繊維客が太客に育つまでどれくらいかかる?

個人差が大きいので一概には言えませんが、数か月〜半年ほどを目安に考える方が多いとされています。序盤は来店の習慣づくりを優先して、様子を見ながら少しずつドリンクや延長の提案を増やしていく流れをイメージしましょう。

ただし、丁寧に育てれば必ずしも全員が太客になるわけではありません。

お店やキャバ嬢との時間を気に入ってもらえたとしても、お客様によってはキャバクラで使える予算に限度はあるからこそ、焦って結果を求めるのではなくお客様のペースを尊重するのが大切です。

まとめ:キャバ嬢として繊維客も丁寧な接客で育てよう♡

繊維客とは、細客よりもさらに使う金額が少ないお客様を指す業界用語のひとつ。最低セットで帰る、注文が少ない、来店の間隔が広いといった特徴はありますが、お客様としての価値が低いワケではありません。

キャバ嬢としては強引に営業したりほかのお客様と比べたりするのは避けて、全員に同じ丁寧さで接するのが、長く付き合い続ける基本ですね。「また来たい」と思ってもらえる関係づくりや会話の満足感を高める工夫を重ねれば、繊維客が良客・太客へ育っていくチャンスも広げられますよ。

接客のスキルをもっと磨きたい、自分に合ったお店で働いてみたいと考えている方は「体入ドットコム」で気になるお店を探してみましょう。気になる求人を見つけたら、ぜひ体入から挑戦してみてくださいね。

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