キャバクラのアフターとは何する事?キャバ嬢のメリットや危険性についても

キャバクラで働いていると、必ずと言っていいほど聞かれるのが「アフターに行かない?」というお誘い。断りづらいと感じる女の子も多いハズ。
実はアフターにはメリットもデメリットもあるんです。
今回は、アフターで気をつけることや上手な付き合い方についてまとめました。これからキャバ嬢になりたい女性も、すでに働いている女性も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
キャバクラのアフターとは

お店を通さない個人的な付き合いになるため、時給は発生しません。行くか行かないかは、完全に女の子の自由な判断に任されているんですよ。
キャバクラの同伴との違い
同伴とアフター、似ているようで実は大きな違いがあるんです。
同伴は営業開始前にお客様と会うこと。時給は発生しませんが、同伴バックという手当てがもらえます。それに、その日のお店への来店が確実になるので、売り上げにもつながります。
それに、同伴には決まった時間があるのに対して、アフターは「もう1軒行こう」って言われて、どんどん長引いちゃうことも。そのため、最初に「〇時には帰らないといけないんです」ってはっきり伝えておくのがとっても大切なんです。
同伴なら、お店の開店時間が決まっているから、自然と区切りがつけられるんですよ。

キャバ嬢がアフターに行くメリット

アフターには気をつけるべきポイントがたくさんありますが、上手に活用すれば仕事に役立つメリットもあるんです。普段のお店では話せないような深い話ができたり、新しいお客様を紹介してもらえたりすることも。
ここからは、具体的なメリットを見ていきましょう。
お客様へのお礼を伝えられる
店内では時間に追われて、ゆっくりお話しできないことってありますよね。アフターなら、お客様への感謝の気持ちをじっくり伝えられます。いつも指名してくれてありがとうって気持ちを、落ち着いた雰囲気の中で話せるんです。
でも、あくまでも自然な会話の中でこれらのことができるのがポイント。無理に話を引き出そうとしたりすると、逆効果になっちゃうこともあるので要注意です。
指名数アップにつながりやすい
アフターでお客様との絆が深まると、確実な指名につながるんです。お店での短い時間では見せられない自分の魅力を知ってもらえるから、「次も指名したい」って思ってもらえやすくなります。
実は、アフターに行ったお客様って、その後の来店頻度も上がることが多いんです。
理由は簡単で、より親密な関係が築けているから。「今日はどう?」って気軽にラインが来たり、仕事帰りに寄ってくれたり。そうやって、安定した指名客になってくれる可能性が高まるんですよ。
プライベートな相談ができる
お店では話しにくい悩みも、アフターならゆっくり相談できちゃいます。
例えば、今の給料で生活が苦しいとか、もっと稼ぎたいって思いがあるなら、さりげなく相談してみるのもアリ。優しいお客様なら、仕事を紹介してくれたり、アドバイスをくれたりすることも。
しかし、プライベートな相談は慎重にしないと危険です。話す内容は見極めて、あまり深刻な悩みは避けたほうが無難。特に家族のことや、住所など個人情報に関わる話は、できるだけ控えめにするのがおすすめです。
新規のお客様を紹介してもらえる
アフターでお客様との関係が良好になると、新しいお客様を紹介してもらえることも。
「うちの取引先の社長を紹介するよ」「友達を連れてくるね」なんて言ってもらえると、安定した収入につながります。紹介されたお客様は、すでに信頼関係のある人からの紹介だから、最初から打ち解けやすいんです。
ただし、紹介されたお客様が来店する時は、紹介してくれた方への配慮も忘れずに。感謝の気持ちをしっかり伝えることで、さらなる信頼関係が築けますよ。
キャバクラ以外での人脈が広がる
アフターって、時には他のお店に行くこともありますよね。そんな時、新しい出会いのチャンスが広がります。
例えば、違うお店のキャバ嬢仲間ができたり、業界の色んな情報が入ってきたり。
特に、キャバクラ業界で長く働いている先輩キャバ嬢と知り合えると心強いです。仕事の悩みを相談したり、給料が良いお店の情報を教えてもらったり。困った時の相談相手として、きっと力になってくれるはずです。
しかし、アフター先で知り合った人とは、すぐに深い付き合いにならないように注意。表面的には優しく見えても、実は良くない噂を広めたりする人もいるので、最初は様子見が賢明です。


キャバ嬢がアフターに行くデメリット

アフターには、さまざまなリスクが潜んでいます。時給が出ないのはもちろん、疲れやトラブルのリスクも。
お店の外での付き合いだからこそ、気をつけるべきポイントをしっかり押さえておく必要があります。
アフター中は時給が出ない
例えば、朝まで付き合ったとしても、それはすべて無給なんです。しかも、翌日の仕事に影響が出たりすると、逆に収入が減ることも。
特に気をつけたいのが、徐々に長引いていくパターン。「もう1軒だけ」が2軒、3軒になっていって、気づいたら朝方…なんてことも。これじゃあ、体力も時間ももったいないですよね。
だから、アフターのお誘いを受ける時は、きちんと計算しましょう。その時間を使って休息を取った方が、次の日のパフォーマンスが上がるかもしれません。
疲労が蓄積しやすい
仕事終わりのアフターは、想像以上に体力を消耗します。お店での接客で疲れているところに、さらに気を遣う時間が加わるんです。特に、週末のアフターが重なると、休む時間が全然取れなくなっちゃいます。
それに、次の日のお仕事にも影響が。体調が悪いと、笑顔で接客するのも大変ですよね。自分の体調管理を第一に考えて、アフターは適度に。毎日のように付き合っていたら要注意です。
トラブルに巻き込まれやすい
お店の外での活動だから、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクも。
特に気をつけたいのが、お客様同士のケンカです。アフター先で偶然知り合いに会って、急に険悪な雰囲気になることも。
また、アフター中にお客様が暴れたり、他のお店で問題を起こしたりすることも。そんな時、一緒にいた女の子まで面倒に巻き込まれちゃうことが多いんです。
だから、アフターではお客様の様子をよく観察して。お酒が入って態度が変わる人や、ケンカっ気が強そうな人とのアフターは、できるだけ避けた方が無難です。
プライベートな時間が減る
アフターが増えすぎると、自分の時間がどんどん減っていきます。
例えば、友達との約束をキャンセルしたり、趣味の時間が取れなくなったり。仕事後のアフターが続くと、睡眠時間も削られがち。
なお、休日にお客様と会うのは「店外デート」という扱いになるので、アフターとは異なります。自分の体調管理や生活リズムを考えて、仕事後のアフターは程々にするのがおすすめ。
長く働き続けるためにも、オフの日はしっかり休んで、自分の時間を大切にしましょう。
キャバクラのアフターは何するの?

アフターでよくあるのが、お店を変えての飲み直しや食事。でも、実はいろんなパターンがあるんです。これから、アフターでよくある過ごし方を紹介します。
場所選びは、安全面を考えて人の多いところを選ぶのがおすすめ。
飲み直し
一番多いのが、違うお店での飲み直し。お客様の行きつけのバーやラウンジに行くことが多いです。お店とは違う雰囲気で飲めるから、新しい一面を見せられるチャンス。
それに、飲み直しの場合は終電や帰宅時間を考えて。「タクシー代出すよ」って言われても、安易に深夜まで飲むのは避けましょう。
他のキャバクラへの訪問
アフターでよくあるのが、他店訪問。お客様の知り合いのお店や、気になっているお店に行くことも。でも、これって結構気を遣う場面なんです。
というのも、在籍しているお店のことを聞かれたり、給料の話になったり。うっかり話しすぎると、お店の評判に関わることも。特に、他店のキャバ嬢とお話する時は、店の情報には触れないように気をつけましょう。
それに、他店で騒ぎすぎたり、失礼な態度を取ったりすると、自分の評判も下がっちゃいます。周りの目を意識して、品良く振る舞うのがポイントです。
カラオケ
カラオケって、アフターの定番スポット。明るくて人も多いから、比較的安全な選択肢の一つです。お客様の歌を聴いたり、一緒に歌ったり、自然と盛り上がれるんです。
しかし、カラオケでも気をつけることはあります。個室だと周りの目が気になりにくいから、お客様の態度が急に変わることも。必ず出口側に座るようにして、いつでも逃げられる状態を作っておくのが鉄則。
食事
シンプルに食事だけ、というアフターもあります。仕事終わりにラーメンを食べに行ったり、朝まで営業している定食屋さんに行ったり。お酒が入っていない分、比較的安全に過ごせます。
しかし、深夜の食事は胃腸に負担がかかりやすいので要注意。特に、脂っこい食べ物の食べ過ぎは、翌日の肌の調子にも影響が。適度な量を心がけましょう。
それに、食事中はお客様の性格がよく見えるもの。「これ食べろ」って強制してきたり、店員さんに横柄な態度を取ったりする人は、要注意です。そういう場面は、その人の本性が出やすいんです。


キャバクラにはアフター狙いのお客様もいる

実は、最初からアフターを狙って来店するお客様もいるんです。そういう方は、さりげなく「終わった後、どう?」って聞いてきたり。
しかし、その背景にある考えをしっかり理解しておくことが、安全に働くためにとても大切です。
同伴よりお金がかからないから
アフターを狙うお客様の中には、同伴料金を払いたくないという考えの人も。同伴だと店に料金を払う必要があるけど、アフターなら個人間の付き合いだから安上がり、という計算なんです。
このタイプのお客様は、「店がお金取りすぎ」とか「直接会った方が楽しめる」なんて言ってきます。でも、これってかなり危険な考え方。お店を通さない分、トラブルが起きやすくなるんです。
特に気をつけたいのが、「安く済ませよう」という意識が強すぎる人。そういう方は、他の面でもケチな部分が出やすく、トラブルになりやすい傾向があります。
キャバ嬢もお酒が入っているから
仕事終わりで、お酒も入っているし、気も緩んでいる…そんな状態を狙ってくるお客様もいます。特に、お店では強引な態度を取れないけど、アフターなら…と考えている人も。
こういうお客様は、アフター中にどんどんお酒を勧めてきたり、露骨なボディタッチをしてきたりします。「仕事中と違って、今は自由でしょ?」なんて言葉で、心理的に追い込んでくることも。
その為、アフター中は自分の意識レベルをしっかりキープすることが大切。お酒は控えめにして、相手の言動には要注意です。
長い時間一緒に過ごせるから
中には、店内の限られた時間では物足りなくて、もっと一緒にいたいと考えるお客様も。一見、純粋な気持ちに思えますが、ここにも要注意ポイントが隠れています。
特に気をつけたいのが、頻繁にアフターを要求してくるお客様。「昨日も会ったばかり」というのに、また誘ってくる場合は、依存度が高くなっている可能性も。適度な距離感を保つことが大切です。
キャバクラのアフターに潜む危険性

アフターには、思わぬ危険が潜んでいます。お店の外での行動だからこそ、トラブルに巻き込まれるリスクも高くなります。
ここからは、アフターで起こりがちな危険な状況と、その対処法について見ていきましょう。
ホテルに誘われる
最も警戒すべきなのが、ホテルへの誘い。「ちょっと休憩しよう」「カラオケの後、仮眠取ろう」など、様々な口実でホテルに誘おうとするお客様がいます。
中には「タクシー代がもったいないから」「終電なくなっちゃったし」という理由で、強引に誘ってくる人も。でも、そんな時は迷わずタクシーを使って帰宅するのが賢明です。
なかなか帰してもらえない
「もう一軒だけ」「もうちょっとだけ」という言葉で、なかなか帰らせてくれないお客様もいます。特に酔っているお客様は、時間感覚が鈍っていて、女の子の体調や予定を考えてくれないことも。
こういう場合、最初に帰る時間を伝えておくのが重要です。例えば「明日、早い時間から予定があるので」と、具体的な理由をつけて。でも、あまり詳しい予定は話さない方が安全です。
それでも帰してくれない時は、黒服(ボーイ)や友達に助けを求めるのもアリ。「〇〇さんから連絡があって」など、第三者の存在を出すことで、スムーズに帰れることも多いんです。
過度な個人情報の要求
アフターの場で、突然プライベートな質問を始めるお客様もいます。「実家はどこ?」「本当の名前は?」「休みの日は何してるの?」など、矢継ぎ早に聞いてくることも。
こういった個人情報の詮索は、ストーカー行為のきっかけになることも。
たとえ仲の良いお客様でも、プライベートな情報は必要最小限に。「知られすぎない」というのは、安全に働き続けるための大切なルールなんです。
飲食代を払ってもらえない
アフター中のお会計トラブルにも要注意。特に気をつけたいのが、「財布忘れた」「後で払うよ」なんて言い出すパターン。こういうトラブルは、意外と頻繁に起こるんです。
事前に「割り勘で」と言われていなければ、基本的にはお客様持ちのはず。しかし、お会計の時になって「手持ちが足りない」とか言い出す人も。そんな時は、自分の分は必ず自分で払えるくらいの現金は持っておくのが安心です。
それに、高額なお店に連れて行かれた時は特に注意。「プレゼント」と言って高級店で豪遊したのに、後から請求されるなんてことも。初めてのアフターなら、あまり高額な店は避けた方が無難です。


キャバ嬢はアフターに行くお客様を見極める事が大切!

アフターのお誘いを受ける時は、まずそのお客様のことをよく観察することが大切。
お店での態度や、他のキャバ嬢への接し方、黒服(ボーイ)への態度など、細かな部分にも注目してみましょう。
例えば、黒服(ボーイ)に横柄な態度を取る人や、お金の話をしつこくする人は要注意。それに、アフターの約束を何度もすっぽかしたり、約束と違う場所に連れて行ったりする人もいます。
また、お店では紳士的なのに、アフターになると豹変する人も。だからこそ、何度かお店で会って性格を見極めてからアフターを考えるのがベスト。
新規のお客様からいきなりアフターに誘われても、すぐには行かない方が安全です。
キャバクラのアフターに行く際の心得とは?

アフターに行く時は、いくつかの基本的な心得を押さえておくことが大切です。
ここからは、安全に楽しくアフターを過ごすための具体的なポイントを紹介していきます。これらを意識するだけで、トラブルのリスクをグッと減らすことができますよ。
お客様に帰る時間は伝えておく
アフターの約束をする時は、必ず帰宅時間を決めておくことが大切。「3時には帰らないといけないんです」とか「2時間くらいなら大丈夫です」など、具体的な時間を伝えましょう。
これには重要な理由があって、時間を決めないと際限なく長引いちゃうこともあるんです。特に、お酒が入ってくると時間感覚が鈍くなりがち。事前に帰る時間を決めておけば、スムーズに切り上げられます。
ただし、あまり詳しい予定は話さないようにするのがオススメ。「明日は早く起きないと」くらいの曖昧な理由がちょうどいいです。具体的な予定を話すと、しつこく詮索されるきっかけになることもあるんですよ。
黒服(ボーイ)に場所を共有
アフターに行く時は、必ず信頼できる黒服(ボーイ)に行き先を伝えておくのが鉄則。「〇〇に行きます」って一言伝えるだけでも、万が一の時の安全対策になります。
特に新規のお客様とのアフターなら、なおさら重要。黒服(ボーイ)も女の子の安全を気にかけてくれているので、知らせておくことで安心して働ける環境が作れます。
危険を察知したらすぐに避難する
アフター中に少しでも危険を感じたら、すぐにその場を離れることが大切。「この人、いつもと様子が違う」「急に態度が変わった」など、直感的な危険信号を見逃さないようにしましょう。
それに、アフター先で近くにいる店員さんやスタッフに助けを求めるのも効果的。大きな声を出すのも自己防衛の手段です。自分の身は自分で守るという意識を持つことが何より重要なんです。
防犯グッズは必須アイテム
アフターの時は、必ず防犯グッズを持ち歩きましょう。特に必須なのが、すぐに使える位置に入れた防犯ブザーです。小さくても大きな音が出るから、危険な時の味方になります。
ほかにも、スマホの位置情報をオンにしておいたり、緊急連絡先をすぐに呼び出せるようにしておくのも大切。中には、防犯スプレーを持ち歩く子もいます。
必要経費は事前に確保
アフターで困るのが、急な出費の問題。
例えば、予定外の場所に行くことになったり、終電を逃してタクシーが必要になったり。そんな時のために、余裕のある金額を持っておくことが大切です。
最低でも、タクシーで帰れる金額は必須。それに、飲食代も払えるくらいの余裕を持っておくと安心です。お客様に払ってもらえなかった時の緊急対策として考えておきましょう。
財布の中身は、アフター前に必ずチェック。終電を逃した時のタクシー代や、緊急時の交通費など、しっかり計算して持っていくのがおすすめです。
まとめ:キャバクラのアフターはメリットも多い!危険な目に遭わない為に出来る事をしよう
アフターは、お客様との関係を深められる大切な機会です。でも、その分リスクも大きいもの。安全第一で、自分の身は自分で守る意識を持つことが大切です。
帰宅時間を決めておくこと、お店の黒服(ボーイ)に行き先を伝えること、危険を感じたらすぐに逃げることなど、基本的なルールを守れば、アフターも安全に楽しめます。
特に新人キャバ嬢はアフターでなかなか帰る事が出来なかったり、断りづらい事もあるかもしれません。アフターは必ず行かなければならない物ではないですが、もし断りづらい場合は同伴・アフター強制なしのキャバクラで働くのもオススメ。
信頼できるお客様を見極めて、適度な距離感を保ちながら付き合っていきましょう。

