キャバ嬢の出勤時間や退勤時間の平均を調査!長く働かないと採用されない?

キャバクラで働くことを考えている方や、今働いていて出勤や退勤の時間に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
キャバ嬢として働く際の時間は、お店や個人の事情によってさまざまです。昼キャバや夜キャバなど営業時間も異なり、専業や兼業などの働き方によっても大きく変わってきます。
今回は、キャバ嬢の出勤時間と退勤時間について詳しく解説していきます。自分に合った働き方を見つける参考にしてくださいね。
キャバ嬢の出勤時間と退勤時間の平均

キャバ嬢の出勤時間と退勤時間は、お店のタイプによって大きく異なります。一般的な夜のキャバクラでは、出勤時間は夕方の19時〜20時頃が多く、退勤時間は深夜0時〜翌朝2時頃までとなっています。
昼キャバの場合は、お昼の11時〜12時頃に出勤し、夕方の19時〜20時頃に退勤するパターンが一般的です。また、朝キャバでは、朝の6時〜7時頃に出勤し、昼の14時〜15時頃に退勤することが多いでしょう。
実際には、お店ごとに細かい時間設定があり、例えば「21時までに出勤しなくてはならない」「1日3時間以上の勤務必須」など、店舗によってルールが決められています。
また、同じお店でも曜日によって営業時間が変わることもあるため、出勤前に確認することが大切です。
働く時間の長さも人それぞれで、一日に5〜8時間程度働くキャバ嬢が多いようです。土日や祝日などの繁忙期は通常より長く働くケースもあります。
キャバ嬢の出勤時間や退勤時間はどうやって決める?

キャバ嬢の出勤時間や退勤時間は、基本的にはお店のルールと自分の希望を擦り合わせて決められます。
ここからはキャバ嬢の出勤時間や退勤時間をどうやって決めていくのか詳しく見ていきましょう。
キャバ嬢が出す希望シフトによる
多くのキャバクラでは、キャバ嬢が希望するシフトを出すことができるシステムを採用しています。一般的には、1週間前や2習慣前などに希望シフトを提出し、店側がそれを調整する形です。
希望シフトでは、出勤する曜日はもちろん、出勤時間と退勤時間についても希望を出すことができます。例えば「水曜日は20時から1時まで」「金曜日は19時から4時まで」といった具体的な時間を指定できるのです。
シフトの融通度はお店によって異なります。完全自由出勤制のお店もあれば、最低出勤日数が決められているお店もあります。自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
お店の営業時間による
当然ながら、キャバ嬢の出勤時間と退勤時間は、お店の営業時間に大きく左右されます。一般的な夜のキャバクラでは、営業時間が19時〜翌朝1時までとなっていることが多いため、この時間内での勤務となります。
お店によっては、オープン前の準備時間(18時30分からなど)からの出勤を求められることも。また、繁忙期や特別なイベントがある日は、通常より長い営業時間となることもあるでしょう。
地域によっても営業時間は変わってきます。歓楽街では朝方まで営業しているお店が多い一方、郊外のお店では終電前に閉店するところもあります。
早朝営業のお店では、終電後に来店するお客さんも多いため、深夜から朝方にかけての時間帯が忙しくなります。こういったお店では、遅い時間からの出勤(23時頃から)も可能なケースが多いです。


キャバ嬢の出勤時間から退勤時間までの例

キャバ嬢の生活スタイルによって、出勤時間と退勤時間は大きく変わってきます。
ここでは、キャバ嬢の属性によるいくつかのパターンを紹介していきます。
専業キャバ嬢の場合
キャバクラだけで生計を立てている専業キャバ嬢の場合、比較的長い時間働くケースが多いです。
週に4〜6日出勤する人が多く、特に金曜日や土曜日などの稼ぎ時は積極的に出勤する傾向があります。昼間の時間は自由に使えるため、美容やショッピング、睡眠などに充てることができるのが魅力です。
お店を掛け持ちする事は禁止なところが多く、競合店で働くことは特に禁止されています。
ただし、昼キャバと夜キャバ、夜キャバと朝キャバなど同じお店で連続勤務する事は可能な場合があります。このような形で一日の労働時間を増やし、収入アップを図るキャバ嬢もいます。
適度な休息を取ることも大切なので、週に1〜2日は完全に休むようにしている人も多いようです。自分の体調と相談しながら、無理のないシフトを組むことが長く続ける秘訣です。
兼業キャバ嬢の場合
昼間に別の仕事をしながらキャバ嬢として働く兼業スタイルの場合は、夜の時間帯のみの出勤となります。
平日のみ昼間の仕事をして、週末だけキャバクラで働くという人も多いです。この場合、金曜日の夜から日曜日の夜までフルで出勤することで、週末だけでもそれなりの収入を得ることができます。
兼業キャバ嬢の場合、体力的な負担が大きくなるため、無理のない範囲でシフトを組むことが重要です。昼の仕事が忙しい時期は、キャバクラでの勤務日数を減らすなど調整をしている人も多いでしょう。
昼間の仕事との両立を考えると、退勤時間は比較的早めに設定している人が多く、終電までの勤務が一般的です。お店によっては3時間以内の勤務OKとしているところもあり、副業に理解があるお店を選ぶのもコツです。
学生キャバ嬢の場合
大学生や専門学校生などの学生キャバ嬢の場合は、授業のない時間帯や長期休暇を利用して働くことになります。
テスト期間中は出勤を控えたり、夏休みや春休みなどの長期休暇中は集中的に働いたりと、学業との両立を図りながら柔軟に働いています。
一部の学生キャバ嬢は、昼キャバを選ぶケースもあります。昼間の空き時間に働いて、夜は学業や自分の時間に充てるという働き方です。例えば授業のない平日の昼間に11時から16時まで働くといったパターンですね。
多くのお店では、学生であることを理解してシフトの調整に協力してくれるところも多いです。ただし、学生であることをきちんとお店に伝え、無理のないシフトを組むことが大切です。
キャバ嬢の出勤時間や退勤時間が「早まる」ケース

キャバ嬢の出勤時間や退勤時間は固定されているわけではなく、状況によって変動することがあります。
どのような場合に出勤時間や退勤時間が早まるのか見ていきましょう。
同伴が入ると出勤時間が早まる
キャバ嬢の仕事の一つに「同伴」があります。これは、お店の営業時間前にお客さんと食事に行くサービスのことです。
例えば、通常の出勤時間が19時のキャバ嬢が、17時から同伴に入る場合、その日は実質出勤時間が17時に早まります。同伴の食事が終わったら、そのままお客さんとお店に戻り、営業時間内は通常通り接客します。
同伴は同伴バックとして追加の収入になるだけでなく、お客さんとゆっくり話せる機会にもなるため、積極的に受けるキャバ嬢も多いです。特に常連客との同伴は、関係性を深めるためにも重要だと考えられています。
ただし、同伴が入ると一日の労働時間が長くなるため、体調管理には気をつける必要があります。

お店が暇だと退勤時間が早まる
キャバクラは客の入りによって忙しさが大きく変わるビジネスです。
例えば、通常なら翌朝1時まで勤務予定だったとしても、お店が暇で客の入りが見込めない場合は、23時頃に「今日はもう帰っていいよ」と声をかけられることがあります。これは、お店側としても人件費を抑えるための判断です。
早上がりの対象になるのは「その月の売上が少ない人」「お客さんを呼べていない(お茶引き)の人」から声をかけられるのが一般的です。つまり、指名のない新人キャバ嬢や売上の芳しくないキャバ嬢は、暇な日には早上がりの対象になりやすいと言えるでしょう。
ただし、早上がりは強制ではなく、キャバ嬢の希望を聞いた上で決めることが一般的です。中には「今日は最後まで働きたい」というキャバ嬢もいれば、「早く帰れるなら帰りたい」というキャバ嬢もいます。
早上がりになると当然その分の給料は発生しないため、収入が減ることになります。新人キャバ嬢も早上がりの対象になりやすいので、安定した収入を得るためには常連客を作ることが重要です。


キャバ嬢の出勤時間や退勤時間が「遅くなる」ケース

キャバ嬢の勤務時間は様々な要因で予定より遅くなることもあります。
計画していた時間通りにならないケースについて見ていきましょう。
同伴が伸びると出勤時間が遅くなる
同伴でお客さんと食事をしている場合、予定より長引くことがあります。
例えば、17時から同伴に入って19時までに終わる予定だったのに、お客さんとの会話が盛り上がったり、食事が長引いたりして20時過ぎになってしまうことも珍しくありません。
このように同伴が伸びると、お店への出勤時間も自然と遅くなります。特に常連のお客さんとの場合は、関係を深めるためにも無理に切り上げることが難しいケースも多いでしょう。
実際の入店時間から時給が発生する事がほとんどなので、お給料も減ってしまうのが現実。
また、お客さんがお酒を飲むペースが遅い場合や、料理の提供が遅れている場合なども、予定通りに終わらない原因となります。こういった事態に備えて、あらかじめ余裕を持ったスケジュールを組んでおくことが大切です。
延長になると退勤時間が遅くなる
キャバクラでは、「延長」といって、本指名や場内指名のお客さんが予定していた時間より長く滞在することがあります。
例えば、お客さんが当初2時間の予定で来店したのに、楽しくて「もう1時間いたい」と延長を希望するケースです。
延長が入ると、担当するキャバ嬢の退勤時間も自然と遅くなります。0時に退勤予定だったキャバ嬢が、担当しているお客さんが延長を希望したため、1時まで働くことになるというパターンです。指名のお客さんを大切にするためにも、可能な限り対応するキャバ嬢が多いでしょう。
特に本指名のお客さんからの延長依頼は断りにくいものです。常連客との関係を維持するためにも、予定を変更してでも対応することが求められます。延長は追加の収入にもなるため、金銭的なメリットもあります。
ただし、翌日に予定がある場合や体調がすぐれない場合は、無理に対応する必要はありません。お客さんにも事情を説明し、理解してもらうことが大切です。またお店のヘルプや他のキャバ嬢に交代してもらうなどの対応を検討するのも一つの方法です。
延長が多い夜は予想外に遅くなることもあるため、帰りの交通手段や翌日の予定についても柔軟に対応できるよう、ある程度の心構えをしておくことが大切でしょう。


キャバ嬢は長い時間働けないと採用されない?

キャバクラで働きたいけれど、長時間の勤務は難しい…そんな悩みを持つ方もいるでしょう。
実際のところ、短時間勤務は可能なのか、キャバ嬢の働き方について詳しくご紹介していきます。
出勤時間を遅めにしたいキャバ嬢
出勤時間を遅めにしたいキャバ嬢の場合、お店との交渉次第で対応してもらえることが多いです。特に人気のあるキャバ嬢や経験豊富なキャバ嬢であれば、ある程度の融通が利くことが多いでしょう。
例えば、通常の出勤時間が19時のところを、21時や22時からの出勤にしてもらうといった具合です。特に深夜帯が得意なキャバ嬢や、終電後に来店する客層を狙ったキャバ嬢にとっては、遅い時間からの出勤が合理的な場合もあります。
ただし、新人の場合はまずはお店のルールに従うことが求められることが多いです。ある程度お店に貢献してから、徐々に自分の希望を伝えていくのが良いでしょう。
また、繁忙期や特別なイベントがある日は、営業開始の時間に出勤することが求められることもあります。
遅い時間からの出勤を希望する場合は、面接時に正直に相談することをおすすめします。無理なく続けられる働き方を見つけることが、長期的に活躍するためのポイントです。
退勤時間を早めにしたいキャバ嬢
退勤時間を早めにしたいキャバ嬢も、お店との相談次第で対応してもらえることが多いです。例えば通常なら翌朝1時までの勤務のところを、23時や0時までにしてもらうといった具合です。
終電上がりOKのお店を選ぶことも一つの方法です。最初から終電での帰宅を認めているお店であれば、早めの退勤についても柔軟に対応してくれることが多いでしょう。求人情報などで「終電上がりOKのお店」と明記されているお店を探すと良いでしょう。
早めの退勤を希望する理由はさまざまで、テスト期間で勉強がしたい、翌日早くから別の予定がある、体力的に長時間の勤務が難しいなどが挙げられます。特に兼業キャバ嬢や学生キャバ嬢の場合は、このような事情を抱えている人が多いでしょう。
また、お店によっては「ピーク時間帯は必ず出勤すること」などのルールがあることもあります。そのような場合は、週末だけは通常通りの時間まで働き、平日は早めの退勤にするなど、折り合いをつける方法を考えるのも一つの手です。
まとめ!キャバ嬢の出勤時間と退勤時間は人それぞれでOK!
キャバ嬢の出勤時間と退勤時間は、お店のルールと個人の事情によってさまざまです。専業、兼業、学生など、自分のライフスタイルに合わせた働き方を選ぶことができるのがキャバクラの魅力の一つとも言えるでしょう。
自分に合った働き方を見つけるためには、お店選びの際に自分の条件に合ったお店を選ぶのもポイント。
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また、同伴やお店の混雑状況によって出勤時間や退勤時間が変動することもあるため、ある程度の柔軟性を持っておくことも重要です。
自分のペースで無理なく働くことが、長くキャバ嬢として活躍するための秘訣です。ぜひ自分に合ったお店と働き方を見つけて、充実したキャバ嬢ライフを送ってくださいね。

